「試用期間」は”お試し”ではなく”正社員の一部”
昼職に転職すると、多くの企業で最初の1〜6ヶ月間は「試用期間」が設けられます。夜職にはなじみのない制度のため、「試用期間中にクビになるのでは?」「給料が安いまま正社員になれないのでは?」と不安に思う方がいます。
しかし、試用期間は基本的に「正社員としての雇用が前提”であり、よほどのことがない限り試用期間で解雇されることはありません。正しく理解すれば、安心して新しい仕事に集中できます。
試用期間に関するよくある疑問
Q1. 試用期間中にクビになることはある?
法律上、試用期間中でも正当な理由なく解雇することはできません。解雇が認められるのは、以下のようなケースに限られます。
- 無断欠勤が続いた場合
- 経歴詐称が発覚した場合
- 業務遂行が著しく困難と判断された場合
普通に真面目に出勤して、教えられたことを素直に吸収する姿勢で働いていれば、まず問題ありません。
Q2. 試用期間中の給料は通常より低い?
求人票に「試用期間中は月給〇〇万円」と記載がある場合は、正社員時より若干低いケースがあります。ただし、最低賃金を下回ることはなく、多くの場合1〜3万円程度の差です。試用期間が終われば、求人票に記載の本来の給与に上がります。
Q3. 社会保険には加入できる?
試用期間中であっても、条件を満たせば社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)に加入できます。「試用期間だから社会保険はなし」と言われた場合は、法律違反の可能性があるため注意してください。
Q4. 試用期間中に「合わない」と思ったら辞められる?
もちろん辞めることは可能です。退職の申し出は通常2週間前とされていますが、試用期間中であれば比較的スムーズに退職できるケースが多いです。「合わない仕事を我慢し続ける必要はない」ということを覚えておきましょう。
試用期間中に気をつけるべきこと
- 遅刻・無断欠勤は絶対NG:社会人としての基本。体調不良の場合も必ず事前に連絡を
- メモを取る習慣をつける:教えてもらったことを忘れないように。「素直に学ぶ姿勢」が最も評価されます
- わからないことは積極的に質問する:「聞くのが恥ずかしい」と我慢するより、質問して早く覚える方が好印象
- 挨拶と報連相を徹底する:「おはようございます」「お先に失礼します」の挨拶と、仕事の進捗報告が信頼関係を作ります
まとめ:試用期間は「成長の時間」
試用期間を「テスト」と捉えるのではなく、「新しい自分に慣れるための準備期間」と考えましょう。未経験からの転職で最初から完璧にできる人はいません。素直に学び、一日一日着実に成長していけば大丈夫です。